インデックス |
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wrapper.umask プロパティ |
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このプロパティには、ファイルを作成するときに使われるパーミッション(アクセス権限)を設定します。 「umask」は、ファイルのパーミッションビットを無効にする、つまり「許可しないビット」を指定します。 値は、10進法、16進法、あるいは、8進法の形式で入力します。 デフォルト値は、「Wrapperを起動したプロセスのumask」です。 (ver. 3.5.7まで、デフォルト値は8進法「0022」でした) 「0x」で始まる値は、16進数として扱います。 「0」を導びいている場合は、8進数として解析される数字となります。 さもなければ、10進数として扱います。 対象者: 8進法の形式で、「umask」は「0 (ゼロ)」で始まる4桁の数字(0/rwx/rwx/rwx)で定義します。
制限内容: 各桁は次の値を加算することで指定します:
設定例: 例えば、「7」(=4+2+1)の値では、読み取り(4)、書き取り(2)、実行(1)のアクセスを制限します。 従って、例えば全てのユーザーに、全ての「読み/書き/実行」パーミッション(アクセス権限)を許可するには「000」と指定します。 あるいは、例えば「077」は「オーナー権限」だけにフルアクセス権限が与えられています。 「0022」値では、オーナー以外の全てのユーザーに対して、ファイルの書き込みや変更を制限します。 オーナー以外の全てのユーザーに対して、ファイルを実行したり見たりすることを妨げるには「077」の制限が必要です。 従って、「umask」には「0077」の値を設定するべきです。
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wrapper.*.umask プロパティ |
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Wrapperでは、
以下のプロパティを使うことで、Wrapperによって作成された特定のファイルだけに「umask」を指定することも可能です。
各デフォルト値は[wrapper.
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参照: ログファイル |
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参照: PID、ID、ステータスファイル |
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