JavaアプリケーションがSystem.out.print("...")へコールでログ出力を書き出すとき、 遅延のあとにSystem.out.println("...")が続き、 Wrapperが、一行ラインとして全ての出力行を解釈しない可能性があります。 これにより結果として、ログ出力の最初の部分の後、Wrapperログ出力に余分なラインフィード(改行)が追加されることがあります。
このプロパティでは、ログ出力の開始行から最終行までのログ記録で、最大時間(秒数)を設定することができます。
デフォルト値は「500ミリ秒」です。 可能な値の範囲は「1秒〜3,600,000ミリ秒(1時間)」で、 「0秒」に設定するとエンドレスで永久に待機します。 この許容範囲より大きい値/小さい値が設定された場合、静かに自動調整されます。
wrapper.log.lf_delay.threshold=500
ほとんどのアプリケーションでは、一行のSystem.out.println("...")コールを利用するため、この問題はありません。 複数のスレッドが同時に印字出力するときに、複数印字としてログ出力の破損が起きることで問題になります。
一行に表示されるのに長すぎる JVM メッセージを改行するためのしきい値を設定します。
ログエントリが出力するまでに指定された秒数よりも時間がかかる場合、警告を表示します。
Wrapper のログファイルのパスを設定します。
最後のログエントリの後にログファイルを閉じる秒数を制御します。
Wrapper がすべての出力ログをログファイルにフラッシュ(書き出し)する間隔を秒単位で設定します。
ログファイルに表示される出力ログの表示形式を設定します。
最後のログ記録の後に、ログファイルが閉じられるまでの秒数を制限します。
ログファイルへ出力されるメッセージをログレベルに応じてフィルタリングします。
保存するログファイルの最大ファイル数を設定します。
ログファイルの最大保存容量のサイズを設定します。
削除する古いログファイルのファイル名のパターンを設定します。
保存されたファイルの並び替え条件を設定し、最後のファイルを削除します。
ログファイルの保存モードを設定します。
ログファイルを作成するときに利用するグループ値を指定します。
ログファイルを作成するときに利用する「umask」値を指定します。