wrapper.debug プロパティ

対応バージョン :1.0.0
対応エディション :プロフェッショナル版スタンダード版コミュニティー版
対応プラットフォーム :WindowsMac OSXLinuxIBM AIXFreeBSDHP-UXSolarisIBM z/Linux

このプロパティを、 コンソールへの出力、および、 ログファイルへの出力の両方で、 「デバッグ出力」を素早く有効にするときに利用します。 このプロパティを無効(FALSE)に設定しても、 コンソール出力、あるいは、ログファイル出力へのデバッグのログ出力を無効にすることはできません。 しかしながら、「TRUE」に設定すると、現在の設定済みのログレベル (logfile.loglevelconsole.loglevel) を無視して、「デバッグ情報の詳細」を出力することができます。 デフォルト値は「FALSE」です。

設定例:(デバッグプロパティ)
wrapper.debug=TRUE

上記の例は、下記の例と同等です。

設定例:(ログレベルプロパティ)
wrapper.console.loglevel=DEBUG
wrapper.logfile.loglevel=DEBUG

このプロパティは、もちろん、 「wrapper.conf」ファイルに追加することができます。 あるいは、他のプロパティと同様に、コマンドラインから設定することもできます。 一般的な利用は、Wrapper の起動時に、デバッグ出力を素早く有効にすることです。

Windows コマンドライン実行例:
wrapper.exe -c ../conf/wrapper.conf wrapper.debug=TRUE
Linux / UNIX コマンドライン実行例:
./wrapper ../conf/wrapper.conf wrapper.debug=TRUE

参照: ログレベル