wrapper.event.<event_name>.loglevel プロパティ

対応バージョン :3.3.6
対応エディション :プロフェッショナル版スタンダード版 (未対応)コミュニティー版 (未対応)
対応プラットフォーム :WindowsMac OSXLinuxIBM AIXFreeBSDHP-UXSolarisIBM z/OSIBM z/Linux

このプロパティには、ある特定のイベントが発生するごとにログ化する「メッセージのログレベル」を設定します。 このプロパティは、メッセージ [wrapper.event.<event_name>.message] プロパティとの組み合わせで利用されます。

デフォルト値は「NONE」です。 可能な値は、「コンソール出力のログレベル」や 「ログファイルのログレベル」などと全く同じです。

他のイベントプロパティと同じように、それぞれ定義をすることができます:

  • 全てのイベント共通設定:[wrapper.event.default.loglevel]プロパティ
  • 特定のイベント用の設定:[wrapper.event.<event_name>.loglevel]プロパティ

プロパティ名の「<event_name>」コンポーネント部には、 「default」(デフォルト)のキーワードか、あるいは、 「イベントの種類の1つ」を設定します。 デフォルトプロパティを設定すると、特定のイベントの種類が明示されていないイベントには全て、そのデフォルト値を引き継ぎます。

様々なWrapperイベントが「いつ」「どのように」発生するか知るための一番簡単な方法は、 デフォルトイベントメッセージのログレベルを以下のように設定することです。 Wrapperを利用していく中で、様々なイベントが発生しているのが分かることでしょう。

設定例:
wrapper.event.default.loglevel=INFO

個別のイベントメッセージは以下のように設定できます:

設定例:
wrapper.event.jvm_start.loglevel=INFO
wrapper.event.jvm_start.message=JVM Launched.

参照: ログレベル