wrapper.java.command.loglevel プロパティ

対応バージョン :3.1.2
対応エディション :プロフェッショナル版スタンダード版コミュニティー版
対応プラットフォーム :WindowsMac OSXLinuxIBM AIXFreeBSDHP-UXSolarisIBM z/Linux

デフォルトで、Wrapper は生成された Java コマンドラインを [DEBUG] ログレベルでログ化します。 全てのデバッグ出力を有効にせず、この生成されたログメッセージを見たいと思う方も多いことでしょう。 このプロパティには、生成されたコマンドラインのログ出力の対象となるログレベルを設定します。

有効なプロパティー値は次のとおり:
  • [FATAL] :
    FATAL ログレベルでログ化します。
  • [ERROR] :
    ERROR ログレベルでログ化します。
  • [WARN] :
    WARN ログレベルでログ化します。
  • [STATUS] :
    STATUS ログレベルでログ化します。
  • [INFO] :
    INFO ログレベルでログ化します。
  • [DEBUG] :
    DEBUG ログレベルでログ化します。

デフォルト値は[DEBUG]です。

設定例:
wrapper.java.command.loglevel=DEBUG

アプリケーション開始に問題?

例えば、ログレベルを「 [INFO] 」に設定すると、すべてのデバッグ出力を表示せずに、 生成されたコマンドラインをデバッグするのに便利な方法です。

設定例:
wrapper.java.command.loglevel=INFO

注意

Wrapper ver. 3.6.0 より、バックエンド通信を管理するために使用されるシステムプロパティは、 読み取りと実行を容易にするためにコマンドラインから非表示になっています。 この挙動は、[wrapper.java.command.show_backend_properties]プロパティを「TRUE」に設定することで変更できます。

参照: Java コマンド