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wrapper.anchorfile プロパティ |
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警告このプロパティの説明を読まずに、パラメータを変更することは絶対にしないで下さい。 設定を間違えると、期待どおりに動作せず、Wrapper の動作不良や不具合の原因となります。 このプロパティには、スタートアップ時に Wrapper がアンカーファイルを作成するように設定します。 Wrapper がそのアンカーファイルをモニタリング(監視)して、そのファイルが削除されると、 Wrapper はシャットダウンします。 Wrapper は通常の方法でも、もちろんシャットダウンすることができます。 もし、Wrapper がシャットダウンする時点で、アンカーファイルが残っていた場合、 そのアンカーファイルは自動的に削除されます。 このプロパティは、デフォルトで設定されません。 よくある一般的な値は、 [./myapp.anchor] あるいは [/var/run/myapp.anchor] です。
情報全てのプラットフォーム上で、このプロパティがサポートされていますが、 UNIX システム上で、ほとんど一般的に [wrapper.ignore_signals]プロパティとの組み合わせで利用されます。 そのような場合には、これらのプロパティのどれかを手動で設定するのではなく、 Wrapper に同梱して提供しているシェルスクリプトで、 [IGNORE_SIGNALS]のプロパティをを有効化(コメント記号を外す)するべきと推奨されます。 さらに詳しくは、[wrapper.ignore_signals]プロパティをご覧ください。 注意このプロパティは、コンフィギュレーションのリロード(再読み込み)で、プロパティ値を有効にすることはできません。 変更したプロパティ値を有効にするためには、Wrapper を再起動してください。 |
wrapper.anchorfile.poll_interval プロパティ |
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アンカーファイルの存在を確認するテストのインターバル(一定間隔)をコントロールするには、この[wrapper.anchorfile.poll_interval]プロパティを使います。 デフォルト値は「5秒」で、有効な値の範囲は「1秒〜3600秒」の範囲です。
注意このプロパティは、コンフィギュレーションのリロード(再読み込み) で、プロパティ値を有効にすることはできません。 変更したプロパティ値を有効にするためには、Wrapper を再起動してください。 |
wrapper.anchorfile.group プロパティ |
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このファイルにグループを設定することができます。 詳しくは[wrapper.*.group]プロパティを参照ください。
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wrapper.anchorfile.umask プロパティ |
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このファイルに「umask」を設定することができます。 詳しくは[wrapper.*.umask]プロパティを参照ください。
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wrapper.anchor.poll_interval プロパティ |
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警告このプロパティの使用は、Wrapper バージョン 3.5.31 で非推奨になり、[wrapper.anchorfile.poll_interval]プロパティの使用を推奨しました。 アンカーファイルの存在を確認するテストのインターバル(一定間隔)をコントロールするためにこの[wrapper.anchor.poll_interval]プロパティを使うことができます。 デフォルト値は「5秒」で、有効な値の範囲は「1秒〜3600秒」の範囲です。
注意このプロパティは、コンフィギュレーションのリロード(再読み込み)で、プロパティ値を有効にすることはできません。 変更したプロパティ値を有効にするためには、Wrapper を再起動してください。 |
参照: PID、ID、ステータスファイル |
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参照: シグナル関連 |
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