wrapper.ignore_sequence_gaps プロパティ

対応バージョン :3.3.6
対応エディション :プロフェッショナル版スタンダード版コミュニティー版
対応プラットフォーム :WindowsMac OSXLinuxIBM AIXFreeBSDHP-UXSolarisIBM z/Linux

警告

このプロパティの説明を読まずに、パラメータを変更することは絶対にしないで下さい。 設定を間違えると、期待どおりに動作せず、Wrapperの動作不良や不具合の原因となります。

このプロパティには、 <n>」(ナンバリング)コンポーネントを含んでいるプロパティ のシーケンス内で、Wrapperにギャップ(途切れ)検索を「許可する(TRUE)/許可しない(FALSE)」を設定します。 ほとんどのユーザーが、このプロパティを設定したいことだろうと思いますが、 Wrapperの旧バージョンとの互換性の都合上、デフォルトで無効(disabled)に設定されています。

デフォルト値は「FALSE」です。

設定例:
wrapper.ignore_sequence_gaps=FALSE

ギャップ無効(FALSE):

ギャップ無効(FALSE)に設定すると、 Wrapperは、「1」からカウントアップしていくインテージャー(整数値)のナンバリング数値を 順番に、プロパティを探し始めます。 下記の例では、最初の2つのプロパティは、検索に該当しますが、 3番目がコメントアウト(コメント記号で無効化)されているため、それに続く4番目は除外されます。

コンフィギュレーションプロパティ 例:
wrapper.java.classpath.1=../lib/jar1.jar
wrapper.java.classpath.2=../lib/jar2.jar
#wrapper.java.classpath.3=../lib/jar3.jar
wrapper.java.classpath.4=../lib/jar4.jar

ギャップ有効(TRUE):

ギャップ有効(TRUE)に設定すると、 Wrapperは、プロパティのシーケンス内で、ギャップ(途切れ)をスキップし、 ナンバリングされた全てのプロパティが対象となります。 これにより、ナンバリングを変えることなく、 各プロパティを個別にコメントアウト(コメント記号で無効化)する設定が可能です。 また、プロパティを機能別にグループ化しておくことも可能です。

コンフィギュレーションプロパティ 例:
# Application Jars:
wrapper.java.classpath.100=../lib/appjar1.jar
wrapper.java.classpath.101=../lib/appjar2.jar
#wrapper.java.classpath.102=../lib/appjar3.jar
wrapper.java.classpath.103=../lib/appjar4.jar

# Tool Jars
wrapper.java.classpath.200=../lib/tooljar1.jar
wrapper.java.classpath.201=../lib/tooljar2.jar

参照: 影響を受けるプロパティ