インデックス |
|
wrapper.timer.<n>.<x> プロパティ群 |
||||||||||||||||||
警告このプロパティの説明を読まずに、パラメーターを変更することは絶対にしないで下さい。 設定を間違えると、期待どおりに動作せず、Wrapper の動作不良や不具合の原因となります。 このタイマープロパティでは、クローンジョブのような指定された時刻や間隔で、 JVM の再起動、シャットダウン、またはスレッドダンプのスケジュール予約を可能にします。 ユーザーアプリケーションにメモリリークが発生する場合など、 定期的な再起動を必要とするケースで、このタイマーは便利な機能です。 基本設定: 次の例では、毎日 AM4:00 に JVM を再起動します。
各タイマーの宣言は、2つのプロパティから成り立っています。
<n> コンポーネント部:
プロパティ名の「<n>」コンポーネント部には、
「1」からカウントアップしていくインテージャー(整数値)のナンバリング数値を入れて指定します。
デフォルトでは、連番であり欠番で飛ぶことはできないはずです。
[wrapper.
|
wrapper.timer.max_catchup プロパティ |
||||||||
システム時間が変更された場合、その時間の範囲内に一つ、或いは複数のスケジュールされていたイベントがある可能性があります。 Wrapper では、イベントを立て続けに実行して、全てのイベントの完了を試みます。 その実行数が多い場合、望まない結果を引き起こすことがあります。 このプロパティでは、タイマーが一気に実行する最大時間数を設定することが可能です。 デフォルト値は「60秒」です。
注意Wrapper が、ver. 3.5.29 より、 夏時間やタイムゾーンの変更に伴い、システム時間の設定を先に進めたり遅れたりると、 スキップまたは繰り返される時間の範囲内に設定してあった複数のタイマーイベントを 追いつくために新しいメソッドを使用します。 夏時間に変更するために時計を先に進めると、スキップされた時間帯に日次でスケジュールされたタイマーだけが 一気に実行されます。 同じように、時計を送れると、日次でスケジュールされているタイマーは繰り返し実行されません。 該当するタイマーは、「時間」(hour)、或いは「分」(minute)の指示子に「*」を使用しない、また、 曜日(day-of-week)或いは時間(hour)が設定しているタイマーです。 注意Wrapper ver. 3.5.24 より以前のバージョンに問題がありました。 キャッチアップインターバル(一定間隔)にタイマー実行スケジュールが設定されていた場合、 タイマー実行を停止するという問題を起こすことがありました。 その問題を避けられるように、このプロパティには大きな値を設定すべきです。 「3600」秒の値を設定すれば、タイムゾーンの変更時の問題を避けられるでしょう。 |