wrapper.pausable プロパティ

対応バージョン :3.5.0
対応エディション :プロフェッショナル版スタンダード版コミュニティー版
対応プラットフォーム :WindowsMac OSXLinuxIBM AIXFreeBSDHP-UXSolarisIBM z/Linux

このプロパティを「TRUE」に設定すると、下記のプロパティに関連する 「ポーズ(一時停止)」および「レジューム(再開)」アクションが可能になります:

Wrapperがポーズ(一時停止)すると、Wrapperがレジューム(再開)するまで、 「JVMを停止する」か、「JVMのポーズ(一時停止)を確認で尋ねる」か、します。 デフォルト値は「FALSE」です。

設定例:
wrapper.pausable=FALSE

「TRUE」の値にすると、Windows上では、Windowsサービスマネージャーに「一時停止が可能」としてWrapperを登録します。 コマンドラインから同様に、 サービスコントロールパネル([コントロールパネル]→[管理ツール]→[サービス])からWrapperサービスを 「PAUSE」(一時停止)するか 「CONTINUE」(継続する)かを可能にします。 内部でポーズ(一時停止)されたWindowsサービスは、上記のようにJVMをポーズ(一時停止)します。

Wrapperがポーズ(一時停止)すると、JVMを停止するか、あるいは、 JVMアプリケーションを内部的にポーズ(一時停止)するようにサービスコントロールシグナルを送信します。 どちらの停止モードを使うかは、 [wrapper.pausable.stop_jvm] プロパティでコントロールします。

注意

Windows上で、このプロパティへ変更を加えた場合、Windowsサービスが再インストールされるまで、 [PAUSE]や[CONTINUE]イベントを 受信するサービス機能には効果はありません。

注意

逆互換性の都合で、このプロパティのデフォルト値は、 [wrapper.ntservice.pausable]プロパティ値になっています。

参照: 一時停止

参照: コマンドファイル