インデックス |
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wrapper.java.additional.<n> プロパティ群 |
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このプロパティには、アプリケーションを起動するとき、Java へ引き渡す Java パラメータの追加を設定します。 アプリケーション用のパラメータではなく、むしろ JVM 向けのパラメータです。 <n> コンポーネント部:
各要素は、独自のプロパティ名を持ち、その名前は
[wrapper.
設定のポイントは、各プロパティごとに JVM へ引き渡す引数を1つずつを定義します。 引数値にスペース(空白)を含める必要がある場合には、 下記の例のように引用符で囲む必要があります
注意
アプリケーション固有のプロパティ、特に機密データを含む値を持つプロパティの場合は、[wrapper. 注意
[wrapper. もし、Java の追加パラメータを動的に変更したい場合、いくつかの方法があります。 1つ目は、インクルードファイル(カスケード形式)を利用して、JVM オプションと一緒に[wrapper.java.additional.<n>]プロパティ群のリストを含む生成されたコンフィギュレーションファイルを追加する方法です。 あるいは、[wrapper.java.additional_file]プロパティを使用してプロパティなしで JVM オプションを一覧表示するパラメータファイルを参照することもできます。 最後に、Wrapper 起動時にコマンドラインプロパティとして[wrapper.java.additional.<n>]プロパティ群を渡すことができます。
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wrapper.java.additional.<n>.stripquotes プロパティ群 |
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もし[wrapper.
そこで、[wrapper.
このプロパティのデフォルト値は、[wrapper. <n> コンポーネント部:
各要素は独自の「プロパティ名」を持ち、その名前は
[wrapper.
引用符を取り除く際に、次のように文字が置き換えられます。 引用符以外の文字は、そのまま残ります。
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wrapper.java.additional.default.stripquotes プロパティ |
wrapper.java.additional.<n>.java_version.min プロパティ |
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このプロパティは、Java のバージョンが指定された値以上の場合にのみ、インデックス 「n」でオプションを追加するために使用できます。 デフォルト値は「1.4」で、Wrapper がサポートする最も古い JVM バージョンです。 それより低い値であれば、Wrapper が終了します。 値は、Java バージョンに関わらず、「1.major[.minor[_revision]]」あるいは「major[.minor[.revision]]」のフォーマットを使います。 これは、「java -version」によって返された両方のナンバリングスキームをサポートするために行われます。 Java 9 以前では、最初のフォーマットが使用されていましたが、Java 9 以上では最後のフォーマットが使用されます。 角括弧は、マイナー及リビジョンのコンポネントがオプショナルであることを示します。 片方または両方を指定しないと、これらのプレースホルダは任意の数値を受け入れることになります。
警告
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wrapper.java.additional.<n>.java_version.max プロパティ群 |
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このプロパティは、Java のバージョンが指定された値以下の場合にのみ、インデックス 「n」でオプションを追加するために使用できます。 デフォルト値は「UNLIMITED」です. 値は、Java バージョンに関わらず、「1.major[.minor[_revision]]」あるいは「major[.minor[.revision]]」のフォーマットを使います。 これは、「java -version」によって返された両方のナンバリングスキームをサポートするために行われます。 Java 9 以前では、最初のフォーマットが使用されていましたが、Java 9 以上では最後のフォーマットが使用されます。 角括弧は、マイナー及リビジョンのコンポネントがオプショナルであることを示します。 片方または両方を指定しないと、これらのプレースホルダは任意の数値を受け入れることになります。
警告
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wrapper.java.additional.<n>.app_only プロパティ群 |
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警告
このプロパティは Wrapper ver. 3.5.60 で廃止され、 代わりに
[wrapper. JVM を起動して Java アプリケーションを実行する前に、Wrapper は「--dry-run」オプションを指定して Java コマンド ラインを実行し、コマンド ラインが有効であることを確認します。
[wrapper. このプロパティは、「--dry-run」オプションをサポートしない Java バージョン(Java 9 以前)を使用する場合には効果がありません。 デフォルト値は「FALSE」です。 これは、指定されたオプションが実際の Java コマンドラインと「--dry-run」コマンドラインの両方に存在することを意味します。 ほとんどの場合、すべての JVM オプションがチェックされるように「FALSE」が推奨されます。 注意このプロパティを「TRUE」に設定すると、指定されたオプションの有効性チェックがバイパスされます。
ただし、[wrapper.
ほとんどの場合、出力は[wrapper.java.query.loglevel]プロパティで指定されたレベル (デフォルトでは DEBUG) でログに記録されるため、この警告は表示されません。 ただし、「--dry-run」 JVM はユーザーのネイティブコードを実行しないため、いずれにしてもそのネイティブメモリ使用量を 追跡することはできません。 したがって、このオプションを「--dry-run」コマンドラインに含めないことをお勧めします。
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wrapper.java.additional.<n>.scope プロパティ群 |
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警告このプロパティの説明を読まずに、パラメータを変更することは絶対にしないで下さい。 設定を間違えると、期待どおりに動作せず、Wrapper の動作不良や不具合の原因となります。 Java アプリケーションを起動する前に、Wrapper は java コマンドを数回実行して、現在の Java インストールの特性とアプリケーションに適切な設定を判断します。 ほとんどの場合、これらの Java 呼び出しのコマンドラインは、ユーザーが気にすることなく Wrapper によって構築されます。 ただし、まれなシナリオでは、これらのコマンドラインに特定のオプションを追加または削除する必要がある場合もあります。 まず、これらの Java 呼び出しとその役割のリストを一覧にしてみましょう。
[wrapper. 可能な値は:
デフォルト値は「DRYRUN_APP」です。.
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wrapper.java.additional_file プロパティ |
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一部のケースでは、Wrapper コンフィギュレーションファイル内に Java パラメータをリスト化すると、 不便な場合もあります。 このプロパティで、一つまたは複数のパラメータを含むファイルを指定して、起動時に JVM へ引き渡すことが可能です。 これは、パラメータリストを動的に、またはインストーラを介して生成する必要がある場合に非常に役立ちます。
標準の[wrapper. Wrapper ver. 3.5.23 から、ファイルの環境変数参照が拡大されます。 注意ファイル名に WRAPPER_JAVA_VERSION の環境変数を含めると異なる Java のバージョンを対象にすることが出来ます。 パラメータファイルの記述形式: ファイルの記述形式はシンプルです。
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wrapper.java.additional_file.required プロパティ |
使用例 |
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参照: パラメータ |
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