wrapper.console.direct プロパティ |
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このプロパティを「TRUE」に設定すると、コンソールウィンドへのコンソールログ出力の書き込みにWindows API を利用します。 このプロパティを「FALSE」に設定すると、UNIX のように動作し、 「stdout」(データ標準出力)あるいは「stderr」(標準エラー出力)パイプへ出力を書き出します。 パイプへ書き出すと、出力を他のアプリケーションへリダイレクトすることが可能になります。 残念ながら、Windows では、パイプ経由で受信するコンソール出力のレンダリングは遅いです。 もし、ファイルや他のアプリケーションへリダイレクトすれば、レンダリング速度ヒットを回避することができます。 このプロパティのデフォルト値は「TRUE」です。
Wrapper バージョン 3.5.21より以前の全てのバージョンでは、パイプ経由の出力方法を利用していました。 デフォルト動作を変更したおかげで、大多数のユーザーはスピード高速化のメリットを受けられます。 もし、出力をリダイレクトする必要がある時だけ、パイプ出力を再び有効にする必要があります。
もし、サービスとして動かしている場合には、コンソールは通常どおり存在しません。
しかし、もし[wrapper. 警告Java 出力の全ては、Wrapper プロセスへの自身の「stdout/stderr」(データ標準出力/標準エラー出力)パイプへ送信されます。 もし Wrapper がファイルやコンソール書き込みが遅い場合、Java からの出力を読み込む能力も低下するでしょう。 もし Wrapper が全てを読み込んでないために、パイプが満杯になった場合、 Java 側のパイプが、その出力を書き込みの試行をブロック(一時停止)するでしょう。 これは、アプリケーションのパフォーマンに大きな影響を与えることになりますので、念頭に置いておくことが大切です。 この問題は、スタンドアローンの Java プロセスを含み、どのアプリケーションでも起きるでしょう。
この問題を緩和する手法として、
[wrapper. |
参照: コンソール |
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