wrapper.console.title プロパティ

対応バージョン :3.1.0
対応エディション :プロフェッショナル版スタンダード版コミュニティー版
対応プラットフォーム :WindowsMac OSX (未対応)LinuxIBM AIX (未対応)FreeBSD (未対応)HP-UX (未対応)Solaris (未対応)IBM z/OS (未対応)IBM z/Linux (未対応)

このプロパティには、Wrapper が動作している、コンソールのタイトルバーに表示される「タイトル」を設定します。 このプロパティを設定しないと、コンソールのタイトルは通常、OS が現在実行中のプロセスの名前をコンソールのタイトルを使い、Wrapper により変更されません。

Windows 上では、Wrapper がコンソールアプリケーションとして動作している場合に、 あるいは、[wrapper.ntservice.console] プロパティとの組み合わせで、Windows サービスとして動作している場合に、表示効果があります。 Linux プラットフォーム上では、Wrapper がシェル内で動作している場合に、表示効果があります。 その他の UNIX プラットフォームでは、信頼性高く安定して動作しないため、現在のところ実装されていません。 特定のプラットフォーム用に必要な場合、弊社までお知らせください。

設定例:
wrapper.console.title=My Application

wrapper.console.title.<platform> プロパティ群

対応バージョン :3.3.0
対応エディション :プロフェッショナル版スタンダード版コミュニティー版
対応プラットフォーム :WindowsMac OSX (未対応)LinuxIBM AIX (未対応)FreeBSD (未対応)HP-UX (未対応)Solaris (未対応)IBM z/OS (未対応)IBM z/Linux (未対応)

このプロパティにプラットフォーム名を追加することで、 そのプラットフォームに基づくタイトルを指定することも可能です。 このプラットフォーム仕様のプロパティは、「タイトルが特定のプラットフォーム用だけに設定されている」 と決定づける意味で利用することができます。

例(Windows):
wrapper.console.title.windows=My Windows Application
例(Linux):
wrapper.console.title.linux=My Linux Application

WrapperManager.setConsoleTitle():

代替え案として、あるいは、このプロパティに追加して、 [WrapperManager.setConsoleTitle()] メソッドを利用することで、Java アプリケーション内部からコンソールタイトルを設定することも可能です。 これは、動作しているアプリケーションに応じて、動的にタイトルを変更させる場合に便利です。

参照: コンソール