wrapper.syslog.ident.enable プロパティ

対応バージョン :3.5.28
対応エディション :プロフェッショナル版スタンダード版コミュニティー版
対応プラットフォーム :WindowsMac OSX (未対応)Linux (未対応)IBM AIX (未対応)FreeBSD (未対応)HP-UX (未対応)Solaris (未対応)IBM z/OS (未対応)IBM z/Linux (未対応)

このプロパティは、(イベントソースとも呼ばれる)識別子を作成して、Windows イベントログに登録するかどうかを Wrapper に指示するために使用されます。 FALSE に設定されている場合、存在するすべての識別子が削除されます。 デフォルト値は TRUE です

例:
wrapper.syslog.ident.enable=FALSE

注意

イベントソースを作成するとにはレジストリにキーを追加することが必要です。キー名は、[wrapper.syslog.ident]プロパティで指定することができます。

Windows Vista、もしくは Windows Server 2008 以降、管理者権限が必要になっています。 それより低い権限で実行する場合、Wrapper はこのプロパティを無視し、アプリケーションの登録を変更せずに起動します。

現在のアプリケーションやサービスに識別子が存在しない場合、イベントログ記録は自動的に無効になります。 既存のログはそのままイベントビューアに残りますが、それらのソースは認証されず、エラーメッセージが表示されます。

ソースを認証できなかったときに表示されるエラーメッセージの例:
The description for Event ID 100 from source testwrapper cannot be found. Either the component that raises this event is not installed on your local computer or the installation is corrupted. You can install or repair the component on the local computer.

If the event originated on another computer, the display information had to be saved with the event.

上記のメッセージを回避するために、過去のログを参照する必要がある場合は、 アプリケーションを停止またはアンインストールした後、イベントソースをレジストリに保持するのが通常の方法です。

イベントログに手動で登録または登録解除するには、「--setup」もしくは「--teardown」オプション、あるいはそれぞれのバッチファイルをご利用ください。

参照: Syslog / イベントログ