wrapper.event.<event_name>.email.smtp.auth.password プロパティ

対応バージョン :3.5.3
対応エディション :プロフェッショナル版スタンダード版 (未対応)コミュニティー版 (未対応)
対応プラットフォーム :WindowsMac OSXLinuxIBM AIXFreeBSDHP-UXSolarisIBM z/Linux

このプロパティには、メール送信時にSMTPサーバーへ接続する際、 認証に利用する「パスワード」を設定します。

他のイベントメールのプロパティと同じように、それぞれ定義をすることができます:

  • 全てのイベント共通設定:[wrapper.event.default.email.smtp.auth.password]プロパティ
  • 特定のイベント用の設定:[wrapper.event.<event_name>.email.smtp.auth.password]プロパティ

プロパティ名の「<event_name>」コンポーネント部には、 「default」(デフォルト)のキーワードか、あるいは、 「イベントの種類の1つ」を設定します。 デフォルトプロパティを設定すると、特定のイベントの種類が明示されていないイベントには全て、そのデフォルト値を引き継ぎます。

このプロパティにはデフォルト値はありません。 パスワードを必要とする [認証タイプ]プロパティが指定されている場合に、 このプロパティを設定します。さらに詳しくは、 [wrapper.event.<event_name>.email.smtp.auth.type] プロパティをご覧ください。

設定例:
wrapper.event.default.email.smtp.host=smtp.example.com
wrapper.event.default.email.smtp.port=25
wrapper.event.default.email.smtp.auth.type=PLAIN
wrapper.event.default.email.smtp.auth.userid=me@example.com
wrapper.event.default.email.smtp.auth.password=PASSWORD

警告

コンフィギュレーションファイルからプロパティを読み込む場合、 記号「#」文字はコメントとして取り扱われ、無視されます。 もしパスワードに 記号「#」文字が含まれている場合、正しくエスケープされるように「##」で記述する必要があります。

使い方の具体例は、イベントメール(イベントに応じたメール通知機能)の概要をご覧ください。

参照: イベントメール(イベントに応じたメール通知機能)