対応バージョン :	3.5.3
対応エディション :
対応プラットフォーム :

このプロパティには、メール送信時にSMTPサーバーへ接続する際、 「認証方法」を設定します。

他のイベントメールのプロパティと同じように、それぞれ定義をすることができます：

• 全てのイベント共通設定：［wrapper.event.default.email.smtp.auth.type］プロパティ
• 特定のイベント用の設定：［wrapper.event.<event_name>.email.smtp.auth.type］プロパティ

プロパティ名の「<event_name>」コンポーネント部には、 「default」（デフォルト）のキーワードか、あるいは、 「イベントの種類の１つ」を設定します。 デフォルトプロパティを設定すると、特定のイベントの種類が明示されていないイベントには全て、そのデフォルト値を引き継ぎます。

現在のところ、次の認証タイプがサポートされています。 現在は、WrapperはSSLベースの接続タイプをサポートしていませんが、 将来的には、SSLを含む、認証タイプを追加していく予定です。

デフォルト値は「NONE」です。

• [NONE] - 認証は利用しません。
• [LOGIN] - ユーザーIDと パスワードを、 エンコードBASE64を利用しているサーバーへ引き渡します。 ユーザーIDとパスワードがテキスト文字であるため、事実上、これは比較的セキュリティの低い認証方法です。
• [PLAIN] - ユーザーIDと パスワードを、 エンコードBASE64を利用しているサーバーへ引き渡します。 ユーザーIDとパスワードがテキスト文字であるため、事実上、これは比較的セキュリティの低い認証方法です。

wrapper.event.default.email.smtp.host=smtp.example.com
wrapper.event.default.email.smtp.port=25
wrapper.event.default.email.smtp.auth.type=PLAIN
wrapper.event.default.email.smtp.auth.userid=me@example.com
wrapper.event.default.email.smtp.auth.password=PASSWORD

使い方の具体例は、イベントメール（イベントに応じたメール通知機能）の概要をご覧ください。

メール警告設定：

• [ wrapper.event.<event_name>.email ] (3.3.0) ( プロフェッショナル版 )

  指定されたイベントが発生したときにメール通知を送信するかしないかを設定します。

メールシステム：

• [ wrapper.event.<event_name>.email.client.host ] (3.3.2) ( プロフェッショナル版 )

  SMTP サーバーへ送信される Wrapper が動作しているマシン名を設定します。

• [ wrapper.event.<event_name>.email.smtp.host ] (3.3.0) ( プロフェッショナル版 )

  メール送信時に Wrapper が接続を試みる SMTP ホストを設定します。

• [ wrapper.event.<event_name>.email.smtp.port ] (3.3.0) ( プロフェッショナル版 )

  メール送信時に Wrapper が接続を試みる SMTP ポートを設定します。

• [ wrapper.event.<event_name>.email.smtp.auth.type ] (3.5.3) ( プロフェッショナル版 )

  メール送信時に SMTP サーバーへ接続する際に利用する認証方法を設定します。

• [ wrapper.event.<event_name>.email.smtp.auth.userid ] (3.5.3) ( プロフェッショナル版 )

  SMTP サーバーへ接続するときの認証に利用するユーザー ID を設定します。

• [ wrapper.event.<event_name>.email.smtp.auth.password ] (3.5.3) ( プロフェッショナル版 )

  メール送信時に SMTP サーバーへ接続するときの認証に利用するパスワードを設定します。

• [ wrapper.event.<event_name>.email.receive.timeout ] (3.3.2) ( プロフェッショナル版 )

  Wrapper がコマンドを送信した後、 SMTP サーバーからの応答を待機する最大秒数を設定します。

• [ wrapper.event.<event_name>.email.send.timeout ] (3.3.2) ( プロフェッショナル版 )

  Wrapper が SMTP サーバーへコマンドの送信を試みるときに待機する最大秒数を設定します。

• [ wrapper.event.<event_name>.email.debug ] (3.3.0) ( プロフェッショナル版 )

  メールが送信されるときに詳細情報を出力します。

メール本文：

• [ wrapper.event.<event_name>.email.sender ] (3.3.0) ( プロフェッショナル版 )

  送信メールの送信元メールアドレスを指定します。

• [ wrapper.event.<event_name>.email.recipient ] (3.3.0) ( プロフェッショナル版 )

  メール通知の宛先（複数可）を設定します。

• [ wrapper.event.<event_name>.email.subject ] (3.3.0) ( プロフェッショナル版 )

  送信メールの件名を設定します。

• [ wrapper.event.<event_name>.email.body ] (3.3.0) ( プロフェッショナル版 )

  電子メールの本文を設定します。

• [ wrapper.event.<event_name>.email.maillog ] (3.5.31) ( プロフェッショナル版 )

  添付ファイルとして、あるいは直接メールの本文にログ送信するように設定します。

• [ wrapper.event.default.email.maillog.lines ] (3.4.0) ( プロフェッショナル版 )

  メールに含まれるログの行数を設定します。

• [ wrapper.event.default.email.maillog.format ] (3.4.0) ( プロフェッショナル版 )

  メールに含まれるログのフォーマットを設定します。

• [ wrapper.event.default.email.maillog.loglevel ] (3.4.0) ( プロフェッショナル版 )

  メールに含まれるメッセージをログレベルに応じてフィルタリングします。