wrapper.event.<event_name>.command.block.timeout プロパティ

対応バージョン :3.3.0
対応エディション :プロフェッショナル版スタンダード版 (未対応)コミュニティー版 (未対応)
対応プラットフォーム :WindowsMac OSXLinuxIBM AIXFreeBSDHP-UXSolarisIBM z/Linux

このプロパティには、設定されたイベントを完了するまで、Wrapper の待機時間(秒数)を設定します。

他のイベントコマンドのプロパティと同じように、それぞれ定義をすることができます:

  • 全てのイベント共通設定:[wrapper.event.default.command.block.timeout]プロパティ、あるいは
  • 特定のイベント用の設定:[wrapper.event.<event_name>.command.block.timeout]プロパティ

プロパティ名の「<event_name>」コンポーネント部には、 「default」(デフォルト)のキーワードか、あるいは、 「イベントの種類の1つ」を設定します。 デフォルトプロパティを設定すると、特定のイベントの種類が明示されていないイベントには全て、そのデフォルト値を引き継ぎます。

デフォルト値は「15秒」です。

設定例:
wrapper.event.jvm_prelaunch.command.argv.1=/usr/bin/mycleanup
wrapper.event.jvm_prelaunch.command.block=TRUE
wrapper.event.jvm_prelaunch.command.block.timeout=15

タイムアウトを「0(ゼロ)」に設定すると無期限に待機します。 一般に、コマンドを通常の状況で実行できるように、タイムアウトをできるだけ短く設定することをお勧めします。 もし、タイムアウト設定が長すぎると、アプリケーションがコマンドの完了を待機中に予期せず固まる可能性があります。

さらに設定例や様々なイベントプロパティの使い方は、 イベントコマンド(イベントに応じたコマンド実行)をご覧ください。

参照: イベントコマンド(イベントに応じたコマンド)

Java Service Wrapper では、必要なコンフィギュレーション設定を含んだ完全なパッケージを提供しており、 それを活用することで、皆様の求めるニーズに合った動作を実現させることができます。 上記の例の他に、工夫次第で様々なことが実現可能となりますので、それぞれ個別にプロパティページをご覧ください。