wrapper.event.<event_name>.command.block プロパティ

対応バージョン :3.4.1
対応エディション :プロフェッショナル版スタンダード版 (未対応)コミュニティー版 (未対応)
対応プラットフォーム :WindowsMac OSXLinuxIBM AIXFreeBSDHP-UXSolarisIBM z/Linux

このプロパティには、Wrapper が動作を継続する前に、コマンドが完了するまで Wrapper を「待機させる(TRUE)/待機させない(FALSE)」を設定します。

他のイベントコマンドのプロパティと同じように、それぞれ定義をすることができます:

  • 全てのイベント共通設定:[wrapper.event.default.command.block]プロパティ、あるいは
  • 特定のイベント用の設定:[wrapper.event.<event_name>.command.block]プロパティ

プロパティ名の「<event_name>」コンポーネント部には、 「default」(デフォルト)のキーワードか、あるいは、 「イベントの種類の1つ」を設定します。 デフォルトプロパティを設定すると、特定のイベントの種類が明示されていないイベントには全て、そのデフォルト値を引き継ぎます。

デフォルト値は「FALSE」です。

設定例:
wrapper.event.jvm_prelaunch.command.argv.1=/usr/bin/mycleanup
wrapper.event.jvm_prelaunch.command.block=TRUE

デフォルトでは、Wrapper は 15秒後にタイムアウトされた後、続行します。 その両方は、[wrapper.event.<event_name>.command.block.timeout]と [wrapper.event.<event_name>.command.block.action]プロパティで設定できます。

効果のでないイベント:

次のイベント時には遅延するため、このプロパティ値は無視されます:

  • jvm_start]イベント
  • jvm_started]イベント
  • jvm_stop]イベント

さらに設定例や様々なイベントプロパティの使い方は、 イベントコマンド(イベントに応じたコマンド実行)をご覧ください。

参照: イベントコマンド(イベントに応じたコマンド)

Java Service Wrapper では、必要なコンフィギュレーション設定を含んだ完全なパッケージを提供しており、 それを活用することで、皆様の求めるニーズに合った動作を実現させることができます。 上記の例の他に、工夫次第で様々なことが実現可能となりますので、それぞれ個別にプロパティページをご覧ください。