wrapper.event.<event_name>.command.new_process_group プロパティ

対応バージョン :3.5.47
対応エディション :プロフェッショナル版スタンダード版 (未対応)コミュニティー版 (未対応)
対応プラットフォーム :WindowsMac OSXLinuxIBM AIXFreeBSDHP-UXSolarisIBM z/Linux

このプロパティは、コマンドを新しいプロセスグループで開始するかどうかを指定するために使用されます。

デフォルト値は「FALSE」です。これは、コマンドが Wrapper と同じグループで開始されることを意味します。

これは基本的に、コマンドによる信号の受信方法に影響します。

Windows では、コマンドが Wrapper と同じプロセスグループで開始された場合、Wrapper が実行されているコンソールの「CTRL+C」もコマンドによって受信されます。 一方、コマンドが新しいグループで開始された場合、コマンドは「CTRL+C」を無視します。

UNIX システムでは、特定のプロセス(Wrapper やコマンドなど)またはプロセスグループに信号を送信することができます。 キーボードショートカット、「killpg」、または「kill」を介して負の PID で送信された信号は、プロセスグループに送信されます。 コマンドが独自のプロセスグループで起動された場合、 Wrapper プロセスグループに送信された信号は受信されません。

例:(新しいプロセスグループでコマンドを開始して、「CTRL+C」によって中断されないようにする)
wrapper.event.wrapper_stop.command.argv.1=/usr/bin/mycleanup
wrapper.event.wrapper_stop.command.new_process_group=TRUE

参照: イベントコマンド(イベントに応じたコマンド)

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