wrapper.disable_restarts.automatic プロパティ

対応バージョン :3.3.4
対応エディション :プロフェッショナル版スタンダード版コミュニティー版
対応プラットフォーム :WindowsMac OSXLinuxIBM AIXFreeBSDHP-UXSolarisIBM z/Linux

警告

このプロパティの説明を読まずに、パラメーターを変更することは絶対にしないで下さい。 設定を間違えると、期待どおりに動作せず、Wrapper の動作不良や不具合の原因となります。

このプロパティでは、Wrapper によるJVM の自動再起動を「無効にする (TRUE)/無効にしない (FALSE)」を設定します。 これは、JVM がクラッシュしたときの再起動、予想外に終了したときの再起動を含みます。 [WrapperManager.restart()] メソッドを使って JVM 内部から呼び出された再起動、あるいは設定された再起動は、 通常どおり、処理が許されます。 デフォルト値は[wrapper.disable_restarts]プロパティの値です。

このプロパティは、いかなる状況下でも、 JVM が絶対に自動的に再起動されないようにしたいが、他の手法で再起動をコントロールできるようにしたいと 願うユーザーからのリクエストによるものです。 ただし、ほとんどのユーザーは、再起動を有効のままに残しておきたいと希望されることでしょう。

再起動の調整が必要なときは、 [wrapper.max_failed_invocations] と [wrapper.successful_invocation_time] プロパティで、再起動が許される回数をコントロールします。

設定例:(再起動を無効にする)
wrapper.disable_restarts.automatic=TRUE

警告

このプロパティを「TRUE」に設定すると、 エラーに遭遇した場合、Wrapper がシャットダウンするため、 Wrapper の利点でもあるエラーリカバリー(回復)機能のほとんどを、事実上、無効にすることになります。

参照: 再起動/スタートアップ