wrapper.successful_invocation_time プロパティ

対応バージョン :2.2.8
対応エディション :プロフェッショナル版スタンダード版コミュニティー版
対応プラットフォーム :WindowsMac OSXLinuxIBM AIXFreeBSDHP-UXSolarisIBM z/OSIBM z/Linux

警告

このプロパティの説明を読まずに、パラメータを変更することは絶対にしないで下さい。 設定を間違えると、期待どおりに動作せず、Wrapperの動作不良や不具合の原因となります。

このプロパティには、アプリケーションが動作を継続しなければならない「最低限の経過時間数(秒数)」を設定します。 デフォルト値は「300秒」です。

設定例:(300秒)
wrapper.successful_invocation_time=300

アプリケーションが起動して無事に一定の時間が経過した場合、「起動の試み(invocation)」が成功したとして解釈されます。 「起動の試み(invocation)」が成功すると、再起動の失敗回数をカウントしている [wrapper.max_failed_invocations]プロパティ値を 「0 (ゼロ)」へリセットします。

このプロパティの利用に関して、 [wrapper.max_failed_invocations]プロパティ の中で説明の記述がありますので、そちらを参照してください。

警告

もし、あまりに短い時間を設定すると、全ての「起動の試み(invocation)」が成功したものとして解釈されてしまう可能性があります。 これは、JVMが無限の再起動されるところで、ある1つのケースに通じることができます。

参照: 再起動/スタートアップ