デルタパック概要 |
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デルタパックは、Wrapper がサポートされているすべてのプラットフォーム(注)で作動できるためのバイナリーやライブラリーをバンドルしています。 Wrapper を起動させる Windows bat ファイルと Unix シェルスクリプトも含みます。 そのスクリプトを使用することで自動的に現在のプラットフォームに最適なバイナリーを選択するので、Wrapper を起動することが容易になります。 つまり、異なる UNIX プラットフォームで同じコマンドを使用して(Windowsでは個別の bat スクリプトファイルを使用)透過的な方法で Wrapper を起動できます。 1つのコンフィギュレーションファイルで、異なるオペレーティングシステムで Java アプリケーションをコンソールアプリケーションや Windows サービス/UNIX デーモンとして実行できるよう Wrapper を設定出来ます。 必要に応じて、いつでもプラットフォーム固有のコンフィギュレーションも設定可能です。 すべてのプラットフォームのバイナリを含む単一の大規模な配布を作成することで ユーザーが必要なものがわからない場合でも、ユーザーが簡単に起動して実行できるようになります。 結果のファイルは明らかに大きいですが、ユーザーが必要としそうなものだけを含めるように自由に削除できます。 ファイル抽出後にスクリプトを実行して、現在のプラットフォームに必要のないファイルを削除することもできます。 アプリケーションをプラットフォーム固有のバンドルで配布する場合でも、デルタパックの構造では、 32 ビットと 64 ビットの両方のネイティブファイルを 1つの配布に含める事が出来るので便利です。 これ自体は非常に便利なので、ユーザーは OS と Java のインストールの特定の組み合わせに必要なビットを把握する必要がありません。 デルタパックは、バージョン 3.2.0 以降の全てのエディションで提供しております。 注意(注)z/OS プラットフォームでは、ASCII 互換でない、EBCDIC キャラクター(文字)セットを利用します。 そのため、もし z/OS 版をダウンロードして他のシステムで閲覧すると、全てのファイルが破損しているように見えるますが、 これは正常なことです。この理由により、z/OS プラットフォームは、あえてデルタパック配布版に含めてありません。
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