HowTo:Windows 上でインストールする手法

Windows システムに Java Service Wrapper をインストールするために利用できるオプションがいくつかあります。

すべてのダウンロードファイルは、ダウンロードページから入手できます。

注意

このページでは、Wrapper ファイルをダウンロードして、お使いのシステムに抽出する方法について説明します。 抽出後、インテグレーションページに進んで、Java Service Wrapper をアプリケーションに統合する手順を確認してください。

もし、統合後にバイナリファイルをアプリケーションにコピーした場合、 ファイルを抽出されたフォルダーは不要になりますので削除しても構いません。

インストーラーからインストールする

対応バージョン :3.5.46
対応エディション :プロフェッショナル版スタンダード版コミュニティー版
対応プラットフォーム :WindowsMac OSX (未対応)Linux (未対応)IBM AIX (未対応)FreeBSD (未対応)HP-UX (未対応)Solaris (未対応)IBM z/OS (未対応)IBM z/Linux (未対応)

最新リリースのインストーラーをダウンロードしてください。 ダウンロードフォルダまたは Java Service Wrapper をインストールする場所に保存できます。

インストーラーを実行すると、ファイルを抽出する場所へのパスが提案されます。 デフォルトのパスは、名前がインストーラーのベース名であり、インストーラーが実行される場所に作成される新しいディレクトリになります。 任意の場所に変更して、「インストール」をクリックしてファイルを抽出します。

インストーラー自体が署名および認証されているため、インストーラーが抽出したすべてのファイルが お使いのシステムによって信頼されます。 さらに、Wrapper のバイナリと jar ファイルはすべてデジタル署名されており、 タヌキソフトウェア有限会社が作成者であることを確認ができ、署名後にコードが変更または破損されていないことを保証します。

Zip ファイルからインストールする

対応バージョン :2.2.0
対応エディション :プロフェッショナル版スタンダード版コミュニティー版
対応プラットフォーム :WindowsMac OSX (未対応)Linux (未対応)IBM AIX (未対応)FreeBSD (未対応)HP-UX (未対応)Solaris (未対応)IBM z/OS (未対応)IBM z/Linux (未対応)

インターネットから zip ファイルをダウンロードする場合、Windows のデフォルトセキュリティポリシーでは、 アーカイブに含まれるすべてのファイルを信頼できないものとしてマークします。 これは、デジタル署名され、安全であると認定されたバイナリおよび jar ファイルには適用されません。 ただし、Wrapper の起動と制御を容易にすることを目的としたバッチファイルは、 本来、通常のバイナリのように署名することはできません。また、初めて実行するときに Windows Defender SmartScreen は、 「Windows によって PC が保護されました」という青いポップアップを表示する場合があります。 上記のようにインストーラーからインストールするとこの問題は発生しません。

ご安心ください。 これらのバッチファイルがタヌキソフトウェア Web サイトのダウンロードページまたは公式の「Java Service Wrapper」のSourceForgeページから取得された場合、これらのバッチファイルを実行することは完全に安全です。

この問題の回避策として推奨される解決策がいくつかあります。

最初の解決策は、ポップアップが表示されたら、「詳細情報」をクリックしてから「実行」をクリックすることです。

バッチファイルが実行されると、それ以降の実行ではポップアップは表示されません。

2番目の解決策は次のとおりです。
1. 実行する bat ファイルを右クリックし、コンテキストメニューから「プロパティ」ウィンドウを開きます。
2. 「全般」タブの下部に、「ブロック解除」チェックボックスまたはボタンのある「セキュリティ」セクションが表示されます。 ボタンをクリックするか、チェックボックスをオンにします。
3. 「OK」をクリックします。
4. これで、警告が表示されず bat ファイルを実行できるようになります。

3番目の解決策は、ダウンロードした zip ファイルを解凍する前に右クリックして、上記と同じことを行うことです。 抽出されたすべてのファイルは、ブロックされていない状態を維持します。

注意

システムのセキュリティポリシーを変更してこのポップアップが表示されないようにすることも可能ですが、 これはマシンで実行されるすべてのプログラムに適用され、マシンのセキュリティレベル全体が低下するため、 この解決策はお勧めしません。

デルタパック インストーラーからインストールする

対応バージョン :3.2.0
対応エディション :プロフェッショナル版スタンダード版コミュニティー版
対応プラットフォーム :WindowsMac OSX (未対応)Linux (未対応)IBM AIX (未対応)FreeBSD (未対応)HP-UX (未対応)Solaris (未対応)IBM z/OS (未対応)IBM z/Linux (未対応)

Windows パッケージの場合と同様に、デルタパックはインストーラーを使用して Windows システムで抽出できます。 上記の手順に従って、インストーラーを起動して実行してください。

デルタパック インストーラーを使用すると、抽出するバイナリを選択できます。 デフォルトでは、使用可能なすべてのプラットフォームにチェックが入っています。 不要なプラットフォームのチェックを外してください。

デルタパックの詳細については、デルタパックの概要を参照してください。

デルタパック zip ファイルからインストールする

対応バージョン :3.2.0
対応エディション :プロフェッショナル版スタンダード版コミュニティー版
対応プラットフォーム :WindowsMac OSX (未対応)Linux (未対応)IBM AIX (未対応)FreeBSD (未対応)HP-UX (未対応)Solaris (未対応)IBM z/OS (未対応)IBM z/Linux (未対応)

「Zip ファイルからインストールする」セクションと同様に、デルタパックはインターネットからダウンロードされたとマークされます。 上記の手順に従って、アーカイブ或いは bat ファイルのブロックを解除してください。

デルタパックの詳細については、デルタパックの概要を参照してください。

Wrapper をアンインストールする

1.サービスをアンインストールする:

Wrapper が Windows サービスとしてインストールされた場合、アプリケーションを起動してコントロールする(Windows)ページの 「Windows サービスからアンインストール(取り外し)する」セクションを参照してください。


2.[--teardown]コマンドを実行する(任意):

Wrapper に Windows レジストリを編集するように指示するコンフィギュレーションプロパティがいくつかあります。 場合によっては、行った変更を元に戻したいことがあります。 これは、[TeardownApp.bat.in]または[teardown command]コマンドを使用して実行できます。 それらを実行する前に、アプリケーションが停止していることを確認してください。


3.Wrapper ファイルを削除する:

最後に、上記で抽出したフォルダを削除するだけで Wrapper をアンインストールできます。