インデックス |
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wrapper.jvm_detach_started プロパティ |
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「Java用のランチャーツール(起動させるだけのツール)としてWrapperを利用したい」と、 一部のユーザーからリクエストをいただきました。 このプロパティを利用すると、 アプリケーションのスタートアップ処理が完了したその直後に、 JVMをWrapperから「切り離す(True)/切り離さない(False)」を設定することができます。 そのままJVMはスタンドアローンプロセスとして動作を継続し、Wrapperは終了します。 「アプリケーションが開始された」とJVMが報告するまでWrapperが存続しますので、 何かスタートアップ問題があった場合、通常のWrapperログファイルとして ログ化されますので状況を把握できます。 一旦Javaアプリケーションが開始されると、Wrapperがシャットダウンするため、 その後は、Wrapperの標準モニタリング(監視)機能やリカバリー(回復)機能は働きません。 それでも、Wrapperのネイティブライブラリーは利用できますので、それ関連の機能は全て正しく動作します。 設計仕様により、この機能は、Windowsサービス/UNIXデーモンプロセスとしてWrapperが動作していない場合だけに有効です。 万一、Wrapperがサービスとして動作中にJavaが切り離された場合、 JVMをシャットダウンする手段がないはずですので、その点をご理解ください。 デフォルト値は「FALSE」です。
一旦、JVMが切り離されると、デフォルトで、
その「stdout」(データ標準出力)と「stderr」(標準エラー出力)が破棄されます。
もしデバッグ目的のために、それをキャプチャする必要があるならば、
[wrapper. |
wrapper.java.outfile プロパティ |
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もしJVMプロセスが切り離された場合、
Javaプロセスの「stdout」(データ標準出力)をファイルへリダイレクトすることが可能です。
もしファイルが指定されていない場合には、「stdout」は単純に破棄されます。
[wrapper.
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wrapper.java.errfile プロパティ |
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もしJVMプロセスが切り離された場合、
Javaプロセスの「stderr」(標準エラー出力)をファイルへリダイレクトすることが可能です。
もしファイルが指定されていない場合には、「stderr」は単純に破棄されます。
[wrapper.
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