wrapper.java.library.path.append_system_path プロパティ

対応バージョン :3.1.0 (バージョン3で削除されました Removed in version 3.7.0)
対応エディション :プロフェッショナル版スタンダード版コミュニティー版
対応プラットフォーム :WindowsMac OSXLinuxAlpine LinuxFreeBSDSolarisIBM z/Linux

警告

このプロパティは Wrapper ver. 3.7.0 以降ではサポートされなくなりました。 この変更は、システムデフォルトのネイティブライブラリ検索パスを[java.library.path]に追加しなくなった Java 7 以降の動作に準拠するものです。

Java コードによって直接ロードされるネイティブライブラリを含む場所は、 [wrapper.java.library.path.<n>]プロパティを使用して 明示的に定義する必要があります。 [wrapper.java.library.path.append_system_path]を使用すると無効な構成エラーが発生し、Wrapper が続行できなくなります。 これにより、ライブラリが意図された安定した場所からのみロードされるようになります。

Java Service Wrapper にはネイティブライブラリコンポーネントが含まれているため、[java.library.path]システムプロパティを使用して JVM にそのライブラリの場所を 渡すことによって、そのライブラリの場所を指定する必要があります。

通常は、Java が起動したときに、ライブラリパスが指定されていない場合、 JVM はデフォルトで、Windows 上でシステム「PATH」、 UNIX システム上で「LD_LIBRARY_PATH」を使用して、 アプリケーションによって読み込まれるネイティブライブラリを検索します。 これは、JVM の起動時に特定のクラスパスが指定されていない場合に CLASSPATH 環境変数で発生する動作に似ています。 複数の Java アプリケーションを同じマシンにインストールすると、競合の問題が発生する可能性があるため、CLASSPATH 環境変数の使用は廃れつつあります。 同様に、同じ問題が、ライブラリーパスに関連するものに発生します。 しかし、一部のアプリケーションでは、依然としてデフォルトでシステム PATH または LD_LIBRARY_PATH が使用されています。

一般的に、アプリケーションのデプロイ時に潜在的な問題を回避するために、Java ライブラリパスに含めるディレクトリについては 慎重に検討することをお勧めします。 ただし、PATH全体を検索する必要がある場合、 このプロパティにより、Wrapper はシステムPATHまたはLD_LIBRARY_PATHの内容を、 JVM の起動に使用される Java ライブラリパスに追加します。 [wrapper.java.library.path.<n>]プロパティを使用して設定されたディレクトリが優先されるように、パスの先頭ではなく末尾に追加されます。デフォルト値は「FALSE」です。

設定例:
wrapper.java.library.path.append_system_path=FALSE

注意

一部のネイティブライブラリは、動的にリンクされた他のライブラリーを参照します。 Java は Java ライブラリパスを使用して最初の JNI ライブラリを配置しますが、 セカンダリライブラリはプラットフォームのデフォルトのメカニズムを使用して読み込みされます。

セカンダリライブラリが配置されているパスを設定するには、[wrapper.system.library.path.<n>]プロパティを使用してください。

参照: ライブラリー