wrapper.java.library.path.append_system_path プロパティ |
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Java Service Wrapper にはネイティブライブラリコンポーネントが含まれているため、[java. 通常は、Java が起動したときに、ライブラリパスが指定されていない場合、 JVM はデフォルトで、Windows 上でシステム「PATH」、 UNIX システム上で「LD_LIBRARY_PATH」を使用して、 アプリケーションによって読み込まれるネイティブライブラリを検索します。 これは、JVM の起動時に特定のクラスパスが指定されていない場合に CLASSPATH 環境変数で発生する動作に似ています。 複数の Java アプリケーションを同じマシンにインストールすると、競合の問題が発生する可能性があるため、CLASSPATH 環境変数の使用は廃れつつあります。 同様に、同じ問題が、ライブラリーパスに関連するものに発生します。 しかし、一部のアプリケーションでは、依然としてデフォルトでシステム PATH または LD_LIBRARY_PATH が使用されています。
一般的に、アプリケーションのデプロイ時に潜在的な問題を回避するために、Java ライブラリパスに含めるディレクトリについては
慎重に検討することをお勧めします。
ただし、PATH全体を検索する必要がある場合、
このプロパティにより、Wrapper はシステムPATHまたはLD_LIBRARY_PATHの内容を、
JVM の起動に使用される Java ライブラリパスに追加します。
[wrapper.
注意一部のネイティブライブラリは、動的にリンクされた他のライブラリーを参照します。 Java は Java ライブラリパスを使用して最初の JNI ライブラリを配置しますが、 セカンダリライブラリはプラットフォームのデフォルトのメカニズムを使用して読み込みされます。 セカンダリライブラリが配置されているパスを設定するには、[wrapper.system.library.path.<n>]プロパティを使用してください。 |
参照: ライブラリー |
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