wrapper.listener.force_stop プロパティ

対応バージョン :3.3.2
対応エディション :プロフェッショナル版スタンダード版コミュニティー版
対応プラットフォーム :WindowsMac OSXLinuxIBM AIXFreeBSDHP-UXSolarisIBM z/OSIBM z/Linux

警告

このプロパティの説明を読まずに、パラメータを変更することは絶対にしないで下さい。 設定を間違えると、期待どおりに動作せず、Wrapperの動作不良や不具合の原因となります。

このプロパティには、 [WrapperListener.start] メソッドが戻ってこなかったり、あるいは、終了コードを返してきた時、シャットダウン時に [WrapperListener.stop] メソッドを「呼び出す(TRUE)/呼び出さない(FALSE)」を設定します。 デフォルト値は「FALSE」です。

設定例:(呼び出さない)
wrapper.listener.force_stop=FALSE
  • 「TRUE」に設定すると、[stop]メソッドが常に呼び出されます。

  • 「FALSE」に設定すると、その[stop]メソッドが呼び出されるのは、 唯一、[start]メソッドが シャットダウンプロセスが始まる前に「NULL値」を返してきた時だけになります。

ほとんどのアプリケーションは、もしスタートアップが失敗したとき、そのスタートアップ処理内で独自のクリーンアップをします。 しかしながら、時々、スタートアップが失敗したときでも、 [WrapperListener.stop] メソッドを呼び出したいこともあります。

一部のアプリケーションは、 [WrapperListener.start] メソッド内部からスタートアップしているため、 [System.exit()] [WrapperManager.stop()]、 あるいは、 [WrapperManager.restart()]を呼び出します。 それが起きるとき、[start]メソッドは何も戻しませんが、 WrapperはJVMをシャットダウンします。 このプロパティの値に関わらず、シャットダウンは正しく動作します。