プロセッサアフィニティ(プロセッサ親和性)の概要 |
バージョン 3.5.27 より、Wrapper プロセスと管理されているJVM プロセスの両方のプロセッサアフィニティ(プロセッサ親和性)の設定が可能です。 プロセッサアフィニティを使用すると、すべての中央処理装置(CPU)ではなく、指定の CPU のみでプロセスを実行するように設定できます。 各 Wrapper プロセスと JVM プロセスはプロセッサアフィニティの設定ができる各自のプロパティを持っていますが、Wrapper のみのプロパティを設定すると JVM プロセスも同じ設定を受け継がれ、自動的に Wrapper プロセスと同じ CPU(複数可)で実行されます。 注意
Wrapper プロセスのプロセッサアフィニティ設定に使用されるプロパティを以下に説明します。
JVM プロセスのプロセッサアフィニティ設定に使用されるプロパティを以下に説明します。
[<n>]コンポーネント: 上記プロパティの[<n>]コンポーネントは 「1」からカウントされ、特定の CPU を指定する整数です。 これは、Wrapper が実行されるマシンに存在する実際のCPUの数以下である必要があります。 注意システムレベルで CPU アフィニティを設定すると(たとえば、タスクマネージャまたはコマンドプロンプトから)、最初の CPU にインデックス 0 が割り当てられる場合があります。 実際には、CPUにインデックスを付ける方法を定義する標準はなく、オペレーティングシステムにより、0 から、もしくは 1 からインデックスされることがあります。 そのため、Wrapper を設定するときに最初の CPU をインデックス1からカウントするようにこちらで設定しました。 |
Wrapper プロセスのプロセッサアフィニティのプロパティ |
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JVM プロセス用のプロセッサアフィニティのプロパティ |
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