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ご利用のアプリケーションをテストするために、Eclipse から、Java Service Wrapper を外部ツールとして実行することが出来ます。 これにより、Wrapper を使用してアプリケーションを起動する度にウィンドウを切り替える必要がなくなります。

Eclipse 内で Java Service Wrapper を実行する方法について、簡単な例を用いて順番に見ていきましょう。

解決策

まず初めに Java Service Wrapper のコピーが必要になりますので、こちらのダウンロードページを開き、使いやすい場所にファイルを抽出します。 この例では /home/myuser/wrapper にファイルを抽出し、保存します。

注意

有効なライセンスキーがあることを確認してください。

技術概要

Eclipse で「MyApplications」と呼ばれるサンプルプロジェクトを作成し、 my.app.test.MyApplication クラスを追加、 コンソールに「Hello World」を単純出力します。

MyApplication.java
package my.app.test;
public class HelloWorld {
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println("Hello World");
    }
}

外部ツール

Eclipse の外部ツールを設定する手順は次の通りです。

  • 外部ツールアイコン右側のアロー(ドロップダウン)ボタンをクリックします。
  • 外部ツールの構成を選択します。
  • プログラムをクリックします。
  • 続けて左上の新規作成アイコンをクリックします。
  • 新しいコンフィギュレーション名にWrapperと入力します。
  • Wrapperバイナリファイルにパス名を入力します: /home/myuser/wrapper/bin/wrapper
  • 引数には次の内容を入力してください:
-c ../conf/wrapper.conf 
wrapper.java.mainclass=org.tanukisoftware.wrapper.WrapperSimpleApp 
wrapper.app.parameter.1=my.app.test.HelloWorld 
wrapper.java.classpath.3=/home/myuser/workspace/MyApplication/bin

これで Eclipse のコンソールに Wrapper から以下の出力表示が確認できるはずです:

wrapper  | --> Wrapper Started as Console
...
jvm 1    | Hello World