警告
このプロパティの説明を読まずに、パラメーターを変更することは絶対にしないで下さい。 設定を間違えると、期待どおりに動作せず、Wrapperの動作不良や不具合の原因となります。
このプロパティには、実行するコマンドが書き込まれたコマンド・ファイルを設定します。 このプロパティは、デフォルトで設定されません。
このプロパティは、ほとんどのアプリケーションに使いませんが、 クロスプラットフォーム慣習で、 JavaプロセスのWrapperをコントロールする必要がある外部アプリケーションに便利に使えることでしょう。
このプロパティを設定すると、Wrapperは、 通常のインターバル(一定間隔の周期)で監視して、指定されたコマンド・ファイルの存在をチェックします。 ファイルが見つかった場合、そのファイルが開かれ、順に全てのコマンドを実行します。 コマンド実行が完了すると、そのファイルは削除されます。
wrapper.commandfile=./myapp.command
セキュリティ・リスク:
テキスト・ファイルを作成することで、単純にWrapperをコントロールすることができるため、 このプロパティの利用で、セキュリティ・リスクを招くことになりますのでご注意ください。 この理由のため、コマンド・ファイルを含むディレクトリーのパーミッション(アクセス権限)が 適切に設定されていることを確認してください。
Wrapperがコマンド・ファイルを開くとき、ファイルの読み/書きの保護ロック情報の取得を試みます。 一旦、ファイルが開かれると、順に全てのコマンドを実行し、 コマンド実行が完了すると、そのファイルは削除されます。
コマンド・ファイルを作成する外部プロセスは、 常にコマンド・ファイルを「アペンド(追加)」モードで開くはずです。 このように、もしファイルが存在しない場合には、新しく作成されますが、 もし既存のファイルが存在する場合、新しいコマンドが追加されます。
一旦、ファイルの存在を確認すると、 Wrapperは、1秒間に何度かコマンド・ファイルを開く試みをします。 これは、他のプロセスがファイルを書き込むプロセスになる問題を回避するために行われます。 もしファイルが、1秒以上、保護ロックされた状態になった場合、 ログファイルに警告メッセージが表示されます。 これは、Wrapper運用に影響はありませんが、 その警告を避けるために、ファイル・ロックは可能な限り短時間であることが大切です。
ファイルの形式は、テキスト・ファイルで、各行に1つのコマンドを書きます。 可能なコマンドは次のとおり:
[STOP [exitCode]] - Wrapperがキレイにシャットダウンするリクエストです。 Wrapperが実際にシャットダウンされるとき、 exitCodeの指定に オプションのexitCodeを利用することができます。
[RESTART] - WrapperがJVMを再起動するリクエストです。 これは、 [wrapper.restart.reload_configuration] プロパティとの組み合わせで利用され、 Wrapperにコンフィギュレーションのリロード(再読み込み)をさせて、 変更を有効になった新しいJVMを起動します。
[PAUSE] - Wrapperをポーズ(一時停止)させるリクエストです。 [wrapper.pausable] プロパティが「TRUE」で、Windowsサービスとして動作するときだけ、このコマンドがサポートされます。
[RESUME] - Wrapperをレジューム(再開)させるリクエストです。 [wrapper.pausable] プロパティが「TRUE」で、Windowsサービスとして動作するときだけ、このコマンドがサポートされます。
[DUMP] - WrapperがJVMにスレッド・ダンプを生成させるリクエストです。 そのダンプ結果は、Wrapperログファイルで閲覧できます。
[CONSOLE_LOGLEVEL {LEVEL}] - Wrapperのコンソール・ログレベルを変更します。
[LOGFILE_LOGLEVEL {LEVEL}] - Wrapperのログファイル・ログレベルを変更します。
[SYSLOG_LOGLEVEL {LEVEL}] - syslog、あるいは、イベントログ・ログレベルを変更します。
[CLOSE_SOCKET](ver. 3.5.0 から)- JVMでバックエンド・ソケットを即座に閉じます。 これはWrapperに再接続してJVM能力をテストするときに便利です。 このコマンドはデフォルトで無効になっており、有効にするためには、 [wrapper.command.enable_tests]プロパティを「TRUE」に設定してください。
いくつかのテスト運用に関連するコマンドは、セキュリティの都合で、デフォルトで無効になっています。 このプロパティを「TRUE」に設定すると、テスト・コマンドの利用が可能になります。 デフォルト値は「FALSE」です。
wrapper.commandfile.enable_tests=FALSE
既存コマンド・ファイルのテストをするケースでは、 [wrapper.command.poll_interval]プロパティを使って、 インターバル(一定間隔の周期)をコントロールすることができます。 有効な値の範囲は「1秒〜3600秒」で、デフォルト値は「5秒」です。
wrapper.commandfile.poll_interval=5
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